男性用袴の着付け




長襦袢 男性の長襦袢(左のイラスト参照)
男性の長襦袢の背中には龍や鷹などのカッコイイ!!刺繍や塗りが入っている事が多いようです。
これは、着物に凝った柄を入れられないために見えない所のお洒落を競った「通人」の名残でしょうか??
【半襟】は白が正装。色のものは普段用です。
【足袋】も同じく白が正装用。色のものは普段用です。
    長襦袢・着物の着つけ(手順は同じ)
  • 衿を首に添わせて着る。
  • 襟元は左を上にゆったりと合わせる。 (着物の時は半襟を一〜二cm見える様にあわせる。)
  • 腰骨の辺りでしっかりと紐を締める。二巻きはしましょう。
  • 角帯を一文字に締めます。
  • 最期に袴の裾から、着物が見えないように両裾を持ち上げ帯に挟んで置きます。 (右のイラスト参照)
下着は普段のもので結構です。
胴回りにはタオルなどで補正をしたほうがカッコよく決まります!
尻っぱしょり


さて!まず袴を床に履きやすいように広げます。8の形になっていると思いますので、またいで一つの穴に 片方づつ足を入れます。(時々間違えて一つの穴に両方入っている方を見かけます・・(^^ゞ・気を付けましょう・・・。)
手順1 手順2 手順3 手順4
まず角帯が上1cm位見える様に前を合わせます。 後ろに紐をまわし、結び目を押さえるように交差させ、前に戻します。 向って左の紐を上にして交差させます。 重ねた紐を折り上げ、そのまま紐を重ねるようにして後ろにまわします。
手順5 手順6 手順7 手順8
まわして来た紐を後ろでしっかり結びます。 ベラがついている物は帯と背中の間に挟みこみます 後ろ板を結び目の上に。ぴったりと背中につけます。 紐を上の紐に重ねるように前に回して交差し、下の紐にくぐらせます。
手順9 手順10 手順11 手順12
向って右の紐で全部をすくって2回しっかり巻きます。 10向って左の紐をくるくると巻いて(長さ10cm位)前飾りの横部分を作ります。 11横部分を右の紐で2回以上巻いて固定します。 12残りで前飾りの縦部分を作り完成!
☆参照☆→◆前飾りの作り方


☆わかりやすいように紐の色を変えて描いていますが、本来は紐は袴にくっついているので、同じ色です^^。どうぞ御了承下さい!


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