作り帯のつけ方


作り帯とは簡単にお太鼓が出来るように最初からお太鼓部分がつくってあるものをいいます。普通は胴に巻く部分とお太鼓の部分とに別れています。

作り帯の付け方
  • 胴の部分には紐がついていることが多いです。紐のついているほうを下にして使用します。
  • お太鼓の部分には枕がセットしてある事が多いです。ついていないときはお手持ちの帯枕を使用します。帯枕には紐かガーゼを巻くなどして紐の変わりになるものをつけておきます。最初にお太鼓の中にセットしておきましょう。
作り帯のつけ方
  • まず胴に巻く部分を体に巻きます。巻き終わりが背中の中心に来るように調節してください。
  • 次にお太鼓をつけます。金具がついている場合は背中側の帯にさしこんでください。
  • 帯枕の紐を結びます。金具がついていない場合はこの紐をしっかりと結んでおかないとお太鼓がずれてしまいます。
  • お太鼓の中を通して帯揚げと帯締めをつけます。帯締めはお太鼓の緩みやズレを防止するためにもしっかりと結んでください。


浴衣の作り帯のつけ方
浴衣でよく見かける引っ掛け金具のついた、簡単作り帯のつけ方をご紹介します〜(^^)/
浴衣の作り帯のつけ方 ・まずは帯の斜めにカットされたほうが背中に来るようにくるくると巻きます。
(この時引っ付いているお紐は上に来るように巻きます。)
・帯についている紐は前でしっかりと結んでください。結べたら帯の間に押し込んで隠しておきましょう。
・リボンになっている作り帯の「U字」の針金を背中の帯に差し込み、固定します。
・これも紐は前でしっかりと結びます。押し込んで隠すのも忘れないでくださいね(^^)

これだけで完成です♪
ただお紐だけで後ろのリボンが固定されているようなものなので
ずり落ちないように紐はしっかりと結んでくださいね。



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