ポイント柄の名古屋帯の結び方

ポイント柄の名古屋帯♪ポイントを上手に出して結べると柄が引き立って素敵です。
ここでは柄をうまく出すときの余ったタレや手先の始末の仕方をお教えします(^^)
柄を出す位置は、特に決まっているわけではありませんが
一般的なものは胴柄に関しては体の真ん中に。
お太鼓柄に関しては若い方は上のほうに、年配の方は下の方に・・。といわれているようです。
ですが、柄によって胴柄は右寄せにしたり左寄せにしたり
お太鼓柄もお好きな位置で問題ないと思いますよ。
色々と一番素敵に見える位置を検討なさってみてくださいね♪

手順1 1
まず普通に帯結びをする手順で柄の位置を優先して帯結びを行います。
○胴柄はくるくると二回巻いた後、帯の両端を持って左右に引っ張りながら調節します。
○お太鼓柄は枕にかぶせるときに合わせてください。
この時、手先やたれの隠れている部分ががすごく長かったりしますが
気にせずにしっかりと柄を出してください。
手順2 2
まずタレの余ったところから始末します。
はじめに左右を斜めに体側に折ります。(イラストの折線参照)
手順3 3
次に下からやはり体側に向かってくるくると三つくらいに折り上げます。
かなり長いとデコボコしますので上から手のひらでぽんぽんとたたいてならしておいてください。
これでお太鼓をすれば綺麗に隠れます(^^)
手順4 4
こんな状態。
後は普通に仮紐などを使ってお太鼓を作ってください。
手順5 5
さて・・次は手先の余りです。
まず、いつものように手先を折り返してお太鼓に通します。
この時手先の端を右に合わせて左は余ったそのままにしておきます。
そして余った分をまとめて、左のお太鼓の線にあわせて体側に折りこみます。(イラストの折線参照)

(手先の短い方はそのまま折り返して普通に仕上げてください。)
手順6 6
最後に帯締めをしっかりと締めて完成です(^^)



きもの学院TOPにもどる
inserted by FC2 system