浴衣☆着物のお手入れ




まず大切な事は・・・どんな着物でも!僅かの時間しか着ていなくても!必ずハンガーに掛けて風に当てましょう。
この時できれば着物ハンガー等を使用した方が着物を傷めません^^。
普通のハンガーに掛けて長時間置くと、肩の縫い目から傷んできてしまいます(T_T)
正絹の着物の天敵は水分と直射日光です!!日の当たらない風通しのよいところに丸1日は掛けておきましょう♪

着物お役立ちアイテム 帰ってきて着物を脱いだら・・・
  • まず着物・帯など正絹のものをハンガー等に掛けましょう。
  • 柔らかいタオルなどで優しく全体の埃などを払い落としましょう。(着物専用のブラシもあります。)
  • 全体にシミなどの汚れがついていないかチェックしましょう。
  • 小物類も正絹の物はハンガー等に掛けて干します。
  • 綿素材の物はできるだけ水洗いをしましょう。肌に直接触れるものはほとんど綿素材になっていると思います。
  • 草履や下駄も乾いた布で汚れを落とし、日の当たらないところで風に当てて乾燥させましょう。
  • その後たたんでしまいます。
→たたみかた


浴衣は洗えます^^!
  • まず全体の埃や泥汚れなど目立つものは払っておきます。(この時綿素材である事を確認してください。)
  • 簡単にたたんでネットなどに入れ、洗濯機の手洗いコースで洗います。(濃い色の物は色落ちしますので必ず単独で洗ってください。)
  • のり付けをしたら脱水はしないで手のひらなどで軽く押して水を切る程度にします。
  • 着物ハンガーに掛けて干します。ぽたぽたと水が滴るくらいでOKです
  • 乾いたらアイロンを掛けてたたんでしまいます。
→たたみかた
浴衣を洗おう

重要!!絹のものは絶対に水洗いしてはいけません!!スチームアイロンのスチームもダメ!! 水分は禁物です!私は以前正絹の帯揚げを手洗いして半分ほどに縮ませてしまったことがあります・・(T_T)・・(勿体無いから使ってますけど・・(^^ゞ・・)

シミ抜き 正絹の物の汚れ
  • ジュースなどの食べ物の汚れはその場では乾いた布で押さえて水分だけを取り除いてください。濡れた布では絶対にふかない事が大切です。
  • また特に汚してない時でも襟元や袖口などに生活汚れがついているときがあります
  • 上記のような簡単な汚れは家でベンジンを使って落とす事が出来ます。
  • 綺麗なタオルなどの上に汚れの部分を乗せます。
  • ベンジンを含ませた脱脂綿でトントンと軽くたたいて根気よく落としていきます。
  • この時決してこすってはいけません!!
  • 脱脂綿は汚れたと思ったらすぐに取り替えて常に綺麗な脱脂綿でトントンしましょう。
  • 後はハンガーに掛けて自然に乾くのを待ちます。
この方法で落ちないシミは潔く専門店にお願いしましょう^^;それからこの方法はワタクシ的にはあまりに高級なお着物や帯にはお勧め出来ません。
また、ベンジンで色落ちなどしないかどうか必ず目立たないところ(下前の衿先とか裾辺りなど)でまず試してから行いましょう。

重要!!刺繍のある物や箔の押してある物、等は必ず専門のお店に相談しましょう。

着物は大切にお手入れをすれば、何年でも着れる優れものです^^。お手入れといってもそんな大層な事はなかったでしょ^^☆・・・とは言っても私は普段はほとんど「洗える着物」を使用してますので偉そうな事は言えませんが・・・(^_^;) でもね!洗える着物だと汚しても気にならないので小さなお子さんがおられても平気ですよ♪
それから最後に一つ!以上に記した方法は普段、私が実行している事ですが、万が一同じ方法で事故が起きても、責任は取れませんので御了承ください。<(_ _)>


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