便利道具を使った着付(帯留め金具を使った帯結び)
「帯び止め金具」と言うのは、帯結びに使用するクリップのようなものです。
ヘアピンの幅を広くしてペタンコにしたような感じで長さは色々あるようです。
この帯び止め金具を使うと背中に手を回して帯びを結ばなくてもよいのでとても帯び結びが楽に出来ます。 また袋帯などでむちゃくちゃ豪華な刺繍がしてあったりしてとても結ぶのがもったいないぃぃ〜!!と思えるような帯でもこの金具があれば、非常に便利です(^^)
もしお持ちでしたら、ぜひ使ってみてください♪


  • 手先から60cm位の所を背の中心にきめ、体に巻き始めます。
  • 体に二巻して背中心に帯留め金具で帯びを挟んで止めます(イラスト中の赤い奴)
*手結びの場合はこの時にタレを幅半分に折り細くして、手先をうごかして結びます。 タレを半分にする時は脇から前が折れないように斜めに折ってください。
  • 手先を「わ」の方を下にして、前に回します。前で洗濯バサミなどで留めておいてください。

  • 枕にあらかじめ帯揚げをかけておき、タレをかけて背中に回します。
  • 巻いた帯に重ならないように巻いた帯の上方に枕をつけます。
  • 仮紐でお太鼓を作ります。仮紐は前で仮結びをしておきます。
  • 手先を折り返してお太鼓の中を通します。

帯結び手順7
  • 帯び締めを締めてから仮紐を取ります。
  • 帯揚げをキチンと仕上げて完成です。

帯止金具
上のイラストは私がいつも使っている帯止金具です。
長さ6cm幅1.5cmです。
このほかにも色々なタイプのものがありますので
一度お店などで探してみてください。

※お店やインターネットでは「お太鼓止」として出回っていることの方が多いようです。
もし検索なさる時はそちらの名前の方がヒットしやすいと思います。※


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