引き抜き結び
たま〜にですが、柄がさかさまになっている帯があります。
そのまま結んでしまうとタレ先に向かってお太鼓の模様の頭があるという自体がおきてしまいます。
そういう時は引き抜き結びという結び方で結びます。
ただ、この結び方だとタレ先とお太鼓の色柄が違ってしまうという事をご了承くださいm(__)m
(それはそれで可愛いんですけどね・・・笑)

・まずいつものように胴にに二巻き巻きます。(体の前で行うと楽です^^)
・手先をタレの方にまわして一回結ぶのですが、このとき全部引き抜いては駄目です。
・結び目のところでタレと手先をしっかり結んでからタレ先をちょっとづつ引っ張り、ちょうど良くなる位置まで調節します。
・引っ張り上げて上にたまった分でお太鼓を作ります。
・お太鼓の下の線は仮紐で軽く固定しておきます。(前で帯結びをしている場合はこのときにクルリと後ろに回してください。)
・その後で帯揚げをかけた帯枕をお太鼓の中に通して前で結びます。
・最後に手先を返してお太鼓の中のクシャクシャを全部隠して帯締めで固定して完成です。


ゲンカンニモドル inserted by FC2 system