草履や下駄で足が痛くならない法


着物や浴衣は好きだけど草履や下駄で足が痛くなるから・・・
と、敬遠されている方も多いのではないでしょうか?

足が痛くならない様にするには、足に合わせて誂えてもらうのが一番!なんでしょうが、何しろ高い!!自慢じゃありませんが、私は誂えたものは一揃えも持ってません・・・(^^ゞ

普通に買った草履でも、履物やさんで買ったものなら鼻緒を調節してもらう事も出来ますが、デパートなどの量販店では難しいですしね。

そこで!既成の履物でも足が痛くならない方法をお教えしましょう!!


草履/図1 まず草履(または下駄)を見てください。
草履のサイズはほとんど鼻緒と緒で決まるのではないか・・!と私は思っています。この長さが短かったり、緒が以上に堅かったりすると、鼻緒擦れを起しやすいのです。
鼻緒は足の甲の高さに合わせて調節すると、とても楽になります。
そこで☆ここからなんとかしましょう!!
草履/図2 草履(または下駄)をひっくり返してみます。
鼻緒の所に切りこみ、または金物で蓋がしてあると思います。履物屋さんはここをはずして、中の鼻緒を留めている紐を調節して足に合わせてくれます。
これを自宅でしてもいいのですが、元に戻らなくなったら困る・・・・。
と、云う訳で手っ取り早く上から引っ張ってしまいましょう^^。
この時力一杯やってはダメですよ!!抜けてしまいます^^;。鼻緒をしっかり持って根元をぐるぐる回しながら少しづつひっぱって見てください。
時々足を入れて確かめながらチョットづつ行いましょう。
草履/図3 次に緒の部分です。下駄の方!チョット触ってみてください。堅くないですか?
ココは販売する時に見た目が良いように芯を入れてシャキ!!とさせてあるのです。
このまま素足で履いてしまうと足の甲が痛くなってきてしまいますので、柔らかくしてしまいましょう!
指でグニグニとつぶしたりもんだりして見てください。

*足袋を履いて使用する草履などは緒の部分は気にしなくても大丈夫だと思います。


☆一番大事なことは下ろしたてで出かけるのではなく、何日か前から一時間でも二時間でもいいので、 履き慣らしておくことです。
ついでにおばあちゃんの知恵袋を一つ・・・鼻緒に石鹸を塗っておくと良いそうです(笑)。


最後におことわり♪上記の方法を使えば大分鼻緒擦れはなくなると思いますが・・・この方法を使っても痛くなったじゃないか〜〜〜!!と言われても当方責任を負えませんので、御了承下さいね☆では(⌒∇⌒)/

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